Kichekoの想い
【なぜアフリカのフェアトレードなのか】
「この子たちは何?!」― 周りに群がるストリートチルドレンを前に、大学生だった私はショック隠せませんでした。卒業旅行で訪れたケニアの首都ナイロビで見たその光景は今でもはっきりと覚えています。その時以来、「子どもが子どもらしく生活する」にはどうすればよいか、私に何ができるかを考えるようになりました。フェアトレードのことを知ったのもこのころです。
親の収入が安定すれば、子どもが仕事や食べ物を求めて路上に出ることもなくなります。しかも、フェアトレードで安定的な収入が実現すれば、「作る人」「売る人」「買う人」すべての人が満たされることになります。こうして、フェアトレードを通じてストリートチルドレンを救いたいと考えるようになりました。その舞台として、全ての原点であるケニアを含む、東アフリカを選ぶことにしたのです。
お店の名前は「Kicheko(キチェコ)」、スワヒリ語で「笑い声」という意味を持ちます。フェアトレード通じてみんなが笑顔になりますようにという願いを込めました。「かわいい」や「ステキ」の気持ちから始まる国際協力―そんな笑顔あふれるお買物を、キチェコからみなさまへお届けしたいと思っています。
フェアトレードってそもそもどんなこと?

フェアトレード(公平貿易)とは、発展途上国で作られた作物・製品などを適正な価格で取引することにより、生産者の持続的な生活向上を支える仕組みのことです。
消費者が気に入った商品を購入することでできる身近な国際協力の形です。
寄付というと敷居が高く感じますが、フェアトレードであれば負担も少なく気軽に途上国の支援ができます。
アフリカなど途上国とのフェアトレードは、1960年代から欧州を中心に広まりました。
現在では日本でもフェアトレードに取り組む団体やフェアトレード商品を扱うお店が増えてきています。
![]() | 世界フェアトレード機関(WFTO)により認証を受けた団体の製品につけられる「製品ラベル認証」は、原料から生産までの各段階でフェアトレードの10の指針が守られていることを示します。 |
キチェコでは主にケニア、タンザニア、ウガンダといった東アフリカで作られた雑貨や バッグ、アクセサリーなどの製品を取り扱っています。
製品のすべてが手作りの一点物。特にタンザニアのマルシェバッグを扱っているのは日本ではkichekoだけ。
フェアトレードで重要なことは、理念や支援の側面だけでなく、品質にこだわった個性溢れる製品をきちんとお届けすることです。
素敵な製品を通じて、生産者とあなたに「笑い声」が増えたらいいな、そんな想いを込めてキチェコはフェアトレードと向き合っています。
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キチェコについて

kicheko 星 智子
Kichekoのショップへようこそ! 店主の星智子です。東アフリカからやって来たフェアトレード雑貨を販売しております。「キチェコ」はスワヒリ語で「笑い声」という意味です。フェアトレードを通じて、「作る人」「売る人」「買う人」それぞれが笑顔になったらいいな、という想を込めました。お買い物で国際協力、あなたも始めてみませんか?